子供の頃夢中になって読んだ本で、大人になってから
いくら探しても見つけられなかったモノがあります。
住友生命だったかのオバチャンが定期的に子供の私にくれていたので
スミセイシリーズみたいのがあるのかな?
ピンクの表紙(途中からブルーになったかも)の文庫本サイズの本で、
短編集だったり長編だったり、いろんな種類がありました。
その中で長年探し続けて、タイトルも忘れていたんですが
最近ようやく断片的なキーワードで探し当てた1冊。
【ポケットの中の赤ちゃん】
書評等を書いてる方のブログも見たんですが、そこに登場する
なつ子、ムーちゃん等のひとつひとつのキーワードが
いちいち懐かしい…
弟か妹が欲しくてたまらなかった主人公・なつ子が
ママのエプロンのポケットから発見した小さな女の子・ムーちゃん。
「さっきは、いなかったじゃない」「いたよ。まだ、たねだったの」
小さいときから母や伯母がさまざまな本や絵本を買い与えてくれて
30年経った今でもだいじにとってある絵本があります。
【おばけのてんぷら】
なにしろ絵がキレイ。全編切り絵です。
主人公・うさこがてんぷらを揚げていると、
となりの山の上のおばけのところまでいい匂いが届いて…。
見てるとてんぷら食べたくなるよw
あと、こねこくんのお弁当を覗き込むシーンがかわいいです。
「あれっ このてんぷら からっぽだわ へんなの!」
最後に、最近本屋さんで見て夢中で読んでしまった一冊。
【ビロードのうさぎ】
ある男の子が大事にしていたぬいぐるみのうさぎ。
大人に「そんな古いぬいぐるみを…」といわれても
「この子はほんとのうさぎなの!」と言われていつも一緒で、
自分はほんとのうさぎなんだと信じていたぬいぐるみ。
が、突然お別れのときがやってきます。
ラストシーンで子供部屋の精に手に
ちょこんとだっこされてるうさぎがかわいらしいです。
「ほんとうに愛されたものだけが、ほんものになれるのよ」
美しい絵本 4ブログトーナメント
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